今回は、京都のパワースポット『御金神社』をご紹介します。ご想像どおり、御金神社のご利益は「金運」。『おかね神社』ではなく、『みかね神社』と読みます。
お正月には金運をはじめ様々なご利益をもとめて、長蛇の列ができる知る人ぞ知る人気の神社なのです。(取材は2020年11月15日でした)
金運のパワースポット『御金神社』とは、どんな神社?
金色の鳥居が印象的な「御金神社(みかねじんじゃ)」は、地下鉄烏丸線の「烏丸御池(からすまおいけ)」駅2番出口または、地下鉄東西線「二条城前」駅2番出口から徒歩5分のロケーションにある知る人ぞ知る人気のパワースポットです。
閑静な住宅街の中にありますが、土日には大勢の参拝者で賑わいます。
主祭神は「金山毘古命(かなやまひこのみこと)」で、金、銀、銅をはじめとする金属全般や、鉱物、鉱山の守護神。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の皇子の一柱です。
この御金神社には、皇室の祖神(皇祖神)であり、日本民族の総氏神である「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」と「月読命(つきよみのみこと)」も配祀神(はいししん)として祀られています。
社殿は1883(明治16)年に創建されました。鳥居のちょうど左に見えるのが、御神木の銀杏の木です。少し色づいてきたころでした。
なお、鳥居に金箔がほどこされたのは2006(平成18)年と比較的最近になってからのことです。
『御金神社』のご利益はもちろん?!
この地域の氏神様として親しまれている「御金神社」ですが、金運上昇、商売繁盛、ギャンブル、宝くじ運、株取引、投資など、お金にまつわるご利益をもとめて、日本全国からも多くの参拝者を集めています。
『御金神社』の御神木は、樹齢200年を超える銀杏の木
御金神社の公式サイトによると、御神木の銀杏は、樹高約22m、幹回り2m以上、樹齢200年を超える京都市内でも有数の大樹だそうです。
葉が落ちた後は、2頭の龍のような枝が現れ、仲睦まじい「夫婦龍」として親しまれています。
絵馬(初穂料500円)も「末広がり」の銀杏の葉の形をしており、中には「宝くじで〇〇万円当たりました!」などの嬉しい報告も見られます。
御金神社に深く貢献された方が祀られている末社
拝殿向かって右には、末社があり、御金神社に深く貢献された方々が祀られているそうです。
末社に参拝される方はほとんどいらっしゃいませんでしたが、お参りしておきましょう。
御金神社の参拝作法は?
「軽く一礼し、深く二拝、二度拍手をし、さらに深く一拝、最後に軽く一礼」だそうです。
また、手水舎でお金を洗う参拝者がいらっしゃいますが、神社として推奨している参拝作法ではないようですが、笊(ざる)が用意されていますので、迷惑にさえならなければ問題はないようです。
『御金神社』の豪華な御朱印
コロナとは無関係に、御金神社の御朱印は書置きのみだそうです。写真の御朱印の初穂料は1,000円。
ほかのデザインもあります。こちらも金色使いでとても豪華。
金箔入装飾の御朱印!
説明によると、「繁栄」や「長寿」の象徴である銀杏の葉をかたどった金箔装飾は、職人さんの伝統技法による手作業だそうです。銀杏は御金神社の御神木でもあります。
御金神社は、お守りはスペシャル!
お守りやおみくじ、絵馬などは、本殿左の社務所でいただけます。基本的に午前10時から午後6時までの開設ですが、神社自体は終日参拝可能で、御朱印や福包み守り(札入れ型のお守り)以外の授与品はセルフで受けることができます。(お金を入れる箱が設置されています)
まるで一点もの?!金運のお守りが充実!
御金神社には、金運にご利益があるとされる授与品が充実しています。写真はがま口型のお守り。初穂料は1つにつき800円です。
5cmほどの小さなものなので、お財布としては使えませんが、さまざまな柄があり、とてもキュート。
効果は一年?『御金神社』の副財布
「福包み守り」は、通帳や新札、宝くじなど、大切なものを入れておくお守りです。職人さんに手作りのため限定品。初穂料は1,000円です。
お守りなどの授与品は、1年ごとに新しいものをいただくのが基本だとのことです。もちろん、古いものは大切に保管したうえで、新しいものをいただいても構わないとのことです。
金運の最強パワースポット『御金神社』へのアクセスは?
街中にある「御金神社」へのアクセスは良好です。最寄りの駅は、地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅 または、地下鉄東西線「二条城前」駅 。どちらも2番出口から徒歩約5分です。写真は、烏丸御池駅に掲示されていた地図です。
阪急電車を利用する場合は、阪急京都線の烏丸駅と地下鉄烏丸線の四条駅が隣接しています。
残念ながら専用駐車場はありませんので、地下鉄の利用がおすすめです。
地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅から『御金神社』へは?
「京都駅」から地下鉄烏丸(からすま)線に乗り、「烏丸御池」駅で下車します。所要時間は約6分。「国際会館(四条・烏丸御池)」方面行きは京都駅の2番乗場になります。
「御金神社」最寄りの2番出口は、北改札口から出ます。京都方面からの場合は、前の方の車両が便利です。
階段を上がって、右手にハローワークがあれば大正解。
振り向くとこんな感じ。間違いなく2番出口ですね。
御金神社のある西洞院通り(にしのとういんどおり)は、2番出口を出て6筋目にあります。
この広い道は「御池通り(おいけどおり)」というのですが、地下鉄東西線「二条城前」駅を利用した場合は、御池通りの反対側からくることになります。
御金神社の前には、なんとなく人だかりができているのですぐにわかります。初詣のシーズンには、長蛇の列です。ただし、2020年までは…。
はい、立派な金の鳥居がしっかりと見えてきましたね。約5分ほどで到着です。
名 称 | 御金神社(みかねじんじゃ) |
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住 所 | 京都府京都市中京区西洞院通御池上ル 押西洞院町614 |
電話番号 | (075)222-2062 |
社 務 所 | 10:00~18:00 (境内自由) |
公式サイト | https://mikane-jinja.or.jp |
今回は、金運アップに効果があるとされる京都の最強パワースポット『御金神社(みかねじんじゃ)』をご紹介しました。
とはいえ、管理人は宝くじも買わないし、競輪、競馬、競艇、パチンコ、カジノもしません。株もFXもしません。
というわけで、一日も早く新型コロナウイルスが終息し、世界中の人たちの心に平安が戻るようお祈りしてきました。(ほんとですって!)