「ソウルメイト」とは、赤い糸で結ばれた相手。
赤い糸……婚活、恋活中の女性なら当然気になりますよね。
「ソウルメイト」という言葉をはじめて聞いた人は、おそらくロマンティックなイメージを持つでしょう。
もちろんそれも「当たり」なのですが、迷惑なあの人もソウルメイトかもしれないのです。
私がはじめて「ソウルメイト 」という言葉を知ったのは、飯田 史彦さん(1962.6.3~)の「生きがいの創造“生まれ変わりの科学”が人生を変える」という本でした。
『生きがいの創造』は、欧米や日本の科学者や医師、大学教授たちによって研究されてきた「死後の生命」や「生まれ変わり」に関する報告をまとめた本です。
そして「ソウルメイトに出会う時期や予兆、出会った後あなたはどうなるのか」も調べて報告します。
ソウルメイトとの出会いに、高額な石やお守りは不要です!全員無料で出会えますのでご安心ください。
ソウルメイトとは?あなたと「ご縁」で結ばれた周囲の人たちのこと
アメリカでは1980年代から研究されていた「前世」と「ソウルメイト」
アメリカの精神科医・ブライアン・レスリー・ワイス博士(1944.11.6~)は、トラウマの解消のために催眠療法をおこなっていました。
水が怖い、火が怖いという極端な症状は、子どもの頃にその原因となる事故や出来事に遭遇していることが多いとされています。
そこで退行催眠で過去に戻り当時の恐怖を再体験すると、現在苦しんでいる辛い症状が消えるケースが多いのです。
ワイス博士と前世療法との出会い
1980年、ワイス博士はキャサリンという女性患者の恐怖症を治療するため、幼少期へ戻してその当時のトラウマを治療していく退行催眠療法を用いました。何度目かの退行催眠療法を試みたときに、キャサリンは今世の過去でなく、古代エジプト時代の過去生のイメージを思い浮かべました。アカデミックな精神科医であったワイス博士は、それまでスピリチュアルなことや生まれ変わりなどをまったく信じていませんでした。また、キャサリン自身も生まれ変わりを信じていなかったのです。
その後もキャサリンはいくつかの前世を思い起こします。そして、前世退行中にキャサリンはワイス博士しか知らないはずの個人的な事柄を言い当ててしまいます。その後、何度か前世を確認することで、キャサリンの恐怖症は消えていったのです。(引用元:株式会社 日本ホリスティックアカデミー)
多くの場合は幼少期の事故や衝撃的な出来事を再体験するだけで、トラウマが解消できるのですが、人によっては、前世の出来事が原因でトラウマになっている場合もあるようです。
ワイス博士はキャサリンだけではなく、多くの患者が催眠中に前世を語るのを目の当たりにし、前世の存在を確信するようになります。
患者さんたちは、前世に退行中、しばしば現在の家族や親友、恋人などを見つけることがありました。
ほかの過去世(前世のさらに前世など)に戻っても、やはり同じ人物が登場します。
この実話をまとめた本“Many Lives, Many Masters”(邦題:『前世療法』PHP研究所)は、1988年のリリース以来、世界100か国で出版されています。
「それでもまだ前世なんて信じられないわ」と考える慎重な人がいるかもしれませんが、「ソウルメイト」の仮説を信じるだけで、気持ちが楽になった、周りの人を大切にできるようになったという人もいます。
日本でも昔から「袖振り合うも他生の縁(歩行中に知らない人と袖が触れ合うのも前世からのご縁である)」といいますし、アメリカの若者の90%以上がソウルメイトの存在を信じ、運命の相手と恋愛結婚することを夢見ているそうです。
100%信じることはできなくても、完全否定する人はむしろ少数派なのかもしれません。
お互いの関係や性別を変えながらグループで転生を繰り返すソウルメイト
とくに欧米では、ワイス博士をはじめとする精神科医(催眠療法士)や学者により、生まれ変わりやソウルメイトの研究はかなり進んでいるようです。
ソウルメイトたちは「愛すること」と「ゆるすこと」を学びながら一緒に成長していきます。
一度だけの関係なら、前世で傷つけられた相手を現世で「ゆるす」という貴重な学びができません。
間違った道に進みそうなときに登場し、軌道修正してくれるソウルメイトや、あえて意地悪な憎まれ役を引き受けてくれるソウルメイトもいるそうです。
そういったことは、人生と人生の間(中間世/私たちが天国と呼んでいる場所で)に、ソウルメイト同士が相談して決めるのです。
「縁」というものは完璧なシステムなのですね。
「妻と夫」「妹と兄」「父と娘」「祖父と孫」「親友」「恋人」「意地悪な先輩と気弱な後輩」「近所の優しいおじさんと隣の女の子」……お互いにさまざまな役割を演じながら、「愛」と「ゆるし」を学んでいきます。
そして、困難な人生にこそ、大きな学びと成長があるそうです。
現世でよい関係を結べたら、来世では新たにソウルメイトになり、こうしてソウルメイトはどんどん増えていきます。
逆に憎しみ合いながらこの世を終えれば、来世で宿題が残ります。
自分の家族や親友とは強い「縁」で結ばれ、性別や関係は違ったものになるとはいえ、これからも絶対に離れることのないソウルメイトだなんて、とても嬉しくなりますよね。
男女としてのソウルメイトは?もっとも結びつきが強いのは「ツインソウル」のふたり
近所の優しいおじさんや可愛い妹とソウルメイトなのはとても嬉しいことですが、「赤い糸」とは違いますよね。
前述の飯田史彦さんの『生きがいの創造』には次のように書かれていました。
最も厳密な意味でのソウルメイトは、「ツインソウル」(一組の対になって生まれ変わるソウルメイト)と呼ばれ、苦楽を共にする夫婦であったり、何らかの使命を共に果たす最高の親友であったりしながら、身近に生まれて支えあいます。
このツインソウルは、ほかの数多くの普通のソウルメイトたちとは決定的に異なる、ある重要な特徴を持っています。
(略)
それは、ツインソウルが、「もとは一つだった」ということであり、「一卵性の、同じソウル(魂)」なのだということです。(引用『生きがいの創造』)
多くの人生を仲の良い夫婦や大親友としてすごしたソウルメイト同士を「ツインソウル」と呼び、まさにこれが「赤い糸で結ばれた相手」といえそうですね。
結婚しない人生、子どもをもたない人生ももちろんOK!人生の目的は「愛」と「ゆるし」を学ぶこと
研究では、生まれる前に、結婚しない人生、子どもを持たない人生を計画することもあります。
独身や子どもがいないからこそ、果たせる使命や人生の課題もあります。
そんな場合、ソウルメイトは兄弟や親友になってあなたを強力にサポートしてくれるはずです。
もちろん、結婚する人生、しない人生、どちらを計画していても、計画通りにいくとは限りません。
ソウルメイトに出会う時期は人生のターニングポイント?出会いの予兆は?
ソウルメイトに出会う前には、予兆のようなものはあるのでしょうか?
赤い糸で結ばれた素敵なお相手とめぐりあった人たちには、どのようなことが起こったのか調べてみました。
シンクロニシティが次々に起こる
「シンクロニシティ」とは、意味のある偶然の一致。心理学者のユングが提唱した概念です。
たとえば以下のような具体例があります。
- 懐かしい人のことを考えていたら、その人から連絡があった(街で偶然出会った)。
- 考えごとをしていたら、たまたま見たニュースで答えがわかった。
- 同じ数字ばかりが目に付く。
- 同じ人と偶然何度も出会う。
- 夢で見た人に偶然出会う。
シンクロニシティを意識しながら日々過ごすと、幸運の流れに乗れるといわれています。
「ソウルメイト」や「生まれ変わり」はにわかには信じられない不思議な仮説ですが、水や空気があることも不思議だし、太陽や月があることも不思議ですよね。
世の中には私たちが知っていることよりも、知らないことの方がずっとずっと多いのです。
たまたま見たニュースにソウルメイトとの出会いのヒントがあるかもしれませんし、何度も目にする数字は相手のお誕生日かもしれません。
家財道具などが次々と壊れる、ものがなくなる
壊れたものや、なくしたものは、役目を終えたものなのです。
新しいものを購入する出費は確かに痛いのですが、あなたの生活に転機が訪れている証拠です。
役目を終えた古いものに感謝して、新しいものを得た喜びをかみしめましょう。
そのワクワクした気持ちがソウルメイトとの出会いを連れてきます。
趣味や興味の対象が変わる
趣味や興味の対象が変われば、あなたを取り巻く周囲の人間も変わります。
自分が人間的にレベルアップすれば、同じ波長のレベルの高い人と出会えます。
精神レベルの高い人との付き合いは、愚痴や悪口とは無縁なので、あなたも毎日快適に過ごせるでしょう。
そのなかにきっとソウルメイトがいるはずです。
悪い出来事が起こる
自分で計画を立てて生まれてくるとはいえ、悪い出来事と無縁のまま一生を終える人はいないでしょう。
そんな最悪の状況に登場してあなたを助けてくれる人こそ、ソウルメイトのなかでもとくに結びつきの強い「ツインソウル」である可能性があります。
「悪い出来事」といっても、何年か経った後に振り返ってみたとき、大切な人との出会いのきっかけになった出来事や、自分を成長させてくれた素晴らしい出来事だったことはよくある話ですね。
大嫌いなあの人や酷い目に合わせたアイツもソウルメイトなの?
仏教用語に「因縁」という言葉がありますが、迷惑な人や嫌いな人ともやはり何かの縁があり出会ってしまったのでしょう。
ソウルメイトの成長のために、あえて憎まれ役を演じてくれている場合もあり、振り返ってみれば、恨むどころか感謝したい人の場合もあります。
ただし、命を奪ったり、後遺症の残るような大怪我を負わせた場合は、その魂のその後の人生における学びのチャンスも奪うことになります。
こういった場合は自分で設定した課題に負け、縁のある人に大きな「借り」を作ったということになります。
どのようなことをされても無条件に相手をゆるす必要などなく、当然断罪するべきケースもあります。
ソウルメイトと出会うとどうなる?
喜びは2倍に、悲しみや困難は半分になります。
ただし、相手もひとりの人間に過ぎないのだから、嫌なことがあれば当然怒ります。
天国での約束を覚えていることはまずありません。
現世では、いい関係を築けるように、お互いに努力し歩み寄らねばなりません。
ソウルメイトと生きる人生は素晴らしいものです。
早くソウルメイトと出会えるよう積極的になろう!
親兄弟と違って、赤い糸で結ばれたソウルメイト(ツインソウル)は、あなたが積極的に行動しないと、なかなか出会えないでしょう。
極端な話、引きこもり生活を続けていたら、一生出会えないかもしれません。
この記事に出会ったのも何かのご縁です。
インスピレーションを感じたら積極的に行動してくださいね。
頻繁にシンクロニシティが起こったら、ゴーサインです。