マッチングアプリの会員男性は、なんとなく年収の高い人が多いと感じることはありませんか?なかには怪しんでいる女性もいるかと思います。
みなさんの予想通り、年収を盛る人は確実にいます。実は、逆に年収を低めに設定する人もいるのですが、彼らの心理と年収を盛っている男性の見分け方をお伝えしますね。
好きになった後に年収を盛っていることが判明したらショックだとか、最初から人を疑うのは嫌だという女性は、年収の証明書を提示すれば「認証済みマーク」が表示されるマッチングアプリや、外食2回分ほどの低料金で利用できるオンライン結婚相談所がおすすめです。
ユーブライドは、年収証明書、学歴証明書、資格証明書を提出した会員には「認証マーク」が表示されていますし、マリッシュで年収800万円以上を設定するためには年収の証明書が必要です。
また、オンラインの結婚相談所、スマリッジやナコード(naco-do)は、一般的な店舗型の結婚相談所の6分の1~10分の1の料金で、店舗型とほぼ同じサービスを受けることができます。
結婚相談所では、男性には源泉徴収票などの年収証明書の提示が義務付けられているので、年収を盛る男性はいません。
マッチングアプリの男性会員は年収を盛るって話は、嘘?ほんと?
残念なことですが男性の年収は、女性の年齢や体重と同じで、100%信じてよいものではなさそうです。
株式会社プラクタルが、2021年8月に、マッチングアプリを利用している18~69歳の男性239名を対象にアンケート調査をしたところ、実際の年収より多く記載している人が17.1%、少なく記載している人が8.5%だったそうです。(調査結果詳細)
年収を盛ってる40名ほどのうち、約4分の3が150万円未満でした。この結果から「男性会員を見たら全員年収を盛っている」と疑う必要はないかと思いますが、このアンケートでは3名が450万円以上も大胆に盛っていました。
年収を低く記載したり、書かない男性の心理はどうなのか?
一方、株式会社プラクタルのアンケートでは、年収を少なく記載している人が8.5%いました。男性も、人柄を見ずに年収を重視するような女性は避けたいのでしょう。
年収を書かない男性のなかには低収入や無職を隠している場合もあるのですが、ルックスやスペックではなく内面を見てほしい、女性に対しても内面を見たいというタイプの人が多いと考えられます。
プロフィールから「定職に就いている」ことがわかるのなら、年収が記載されていないからといって、とくに警戒する必要はないでしょう。
マルチ商法の勧誘目的や詐欺師は、とにかく年収を盛る傾向があるので、平凡な年収だったり記載なしの場合は、逆に安心です。
世の中の男性の平均年収はどのくらい?
期間従業員の口コミサイト「期間工.co.jp」の記事(2022年3月12日)によると、男性の平均年収と中央値は次のような額だそうです。
男性の平均は4,826,514円、中央値は4,315,314円。女性の平均は3,782,514円、中央値は3,514,914円となりました。(引用元:期間工.co.jp)
平均値とは、全員の年収を人数で割ったものであり、中央値とは、年収順に並べた際に、真ん中にいる人の年収です。
一般的には「中央値」を参考にすべきだといわれています。私もそう思います。
しかも、平均年収や中央値を大幅に押し上げているのは40代後半から50代です。マッチングアプリのおもな利用者層である20代から30代は、300万円台の収入でも、とくに低所得だとはいえないでしょう。
「ハイスペック」といわれる男性の年収は一般的にどのくらい?
ハイスペック男性との出会いを叶えるオンラインの結婚相談所、ミスプレミアムマリッジの男性の入会資格は以下の通りです。ミスプレミアムマリッジでは、男性は年収を証明する書類を提出する義務があるので、盛っている人は存在しません。
男性は写真審査だけでなく、上場企業・大手企業・外資企業・医師・経営者・弁護士・会計士・税理士・公務員・年収700万円のいずれかに該当するハイスペックな方のみ対象です。男性は本人証明+各資格がわかる証明書(名刺、社員証、国家資格証明書、源泉徴収票等)の2点ご提示100%で安心。(ミスプレミアムマリッジ公式より)
年収だけなら700万円が基準ということになるのでしょうか。期間工.co.jpによると、医師と大学教授の「平均給与/中央値/平均賞与」は、それぞれ「1121万円/997万円/76万円」と「804万円/715万円/297万円」だと紹介されています。
国税庁の民間給与実態統計調査(令和2年)によると、日本の給与所得者5244万6000人のうち年収1,000万円を超える人は、238万6,000人でした。男女別でみると、男性214万9,000人、女性23万7,000人です。つまり、給与所得者(事業所得者や不動産所得者を含んでいない)のうち日本で年収1,000万円を超える人は全体の約4.5%で、約22人に1人ということになります。(引用元:岡野雄志税理士事務所)
岡野税理士事務所のサイトによると、日本で平均年収1000万円を超える職業としては、パイロット(1725万円)、「伊藤忠商事」「三菱商事」「三井物産」「住友商事」「丸紅」の5大商社マン(1192万円~1678万円/いずれも40代)、金融系専門職があげられています。
マッチングアプリの年収の嘘を見破る方法は?
最初から疑いたくはないですが、先ほども書いたように、大胆に年収を盛っている男性は、将来を見据えた長いお付き合いを考えているとは思えないし、マルチ商法の勧誘や結婚詐欺師の可能性もあるので注意が必要です。
アプリ内のプロフィールで見破る方法(会う前)
プロフィールで申告している年収が同世代の男性の中央値を大幅に上回っているにも関わらず、プロフィールのデートの費用負担を「割り勘」としている男性は、お金に余裕がないか、並外れた節約家である可能性が高いです。
プロフィール写真やPR文のお金持ちアピールも要注意。マルチ商法やビットコインの勧誘、最悪の場合は詐欺師の可能性があるので、Googleの画像検索が必須です。顔写真もチェックしましょう。
本当に高収入な男性なら、露骨にお金持ちアピールをしなくても、所作や持ち物など、随所に現れているはずです。
1,000万円を超える年収の男性は超多忙です。マッチングアプリに常駐しているような人が高所得を自称している場合は、かなりの確率で怪しいです。
ただし、家賃収入など不労所得がある場合は、この限りではありません。
デートで見破る方法(会った後)
年収を大幅に盛っているような男性は、自称する職業自体も怪しいですよね。
自分に関心を持って質問してくれたことに、普通は誠実に答えるはずですが、嘘の職業なら具体的な話はできません。はぐらかしたり話を変えるでしょう。
「休日の過ごし方」は、話題にしやすくおすすめ。車、パーソナルジム、ゴルフ、ワイン、海外旅行等、お金がかかる趣味が出てきたら、すかさず掘り下げて聞いてみましょう。
家賃の目安はだいたい収入の3分の1から4分の1なので、住んでいる場所や間取りなどかも、逆算することも可能です。
ホテルのドアマンや高級クラブのホステスさん、銀行員等は「相手の靴」を見るといわれていますので、ブランドのバッグを持ったり高級そうな服を着ているのに、靴が履きつぶして傷だらけの男性も要注意です。
マッチングアプリのプロフィールで男性が年収を盛る事情
マッチングアプリの男性会員が年収を盛る理由・心理は、許容できるものから、絶対に許容できないものまであります。
女性の検索結果に自分が表示されないから年収を盛る
マッチングアプリや出会い系サイトなどの、マッチングサービスの男女比は、だいたい7:3とされています。女性は年収で絞り込み検索をする場合が多く、年収が低めだとマッチングどころか、検索結果に表示されないのです。
一か八か年収を盛ってみたところ、突然モテだした男性もいるようです。
女性の目に触れなければ何も始まらないので、400万円を500万円、800万円を1000万円と、いかにも検索されそうな区切りの良い年収に盛ってしまうこともあるでしょう。
ライバルもどうせ年収を盛っているだろうから、自分も盛らなきゃ損だと考える男性もいそうですね。
遊び目的なので、怪しまれてもバレても平気だから年収を盛る
年収を盛る理由が、女性の「絞り込み検索」にヒットしないからという理由ならまだいいのですが、恋活や婚活でマッチングアプリを利用しているのではなく、その場限りの都合の良いお相手を見つけるために利用しているために、「怪しまれてもバレても平気」だと考えている男性は何としても避けたいですよね。
詐欺や投資の勧誘目的の男性は年収を盛る
マルチ商法や投資で大成功していることを装い、年収を盛って女性を勧誘するつもりの男性もいます。
結婚詐欺師もお金持ちを装いますので、無意味に「お金持ちアピール」をする男性は、とことん質の悪い人物の可能性があるので、彼からビットコイン、浄水器など、自分が取り扱っているとする商品やお金の話が出たら、速やかにフェードアウトする準備をしましょう。
いや、フェードアウトより突然消えるカットアウトの方が良いかもしれません。
マッチングアプリで年収の高い女性会員は人気?
男性は一般的に、自分より年収の高い女性を敬遠する傾向にあります。疑い深い男性のなかには、投資勧誘目的の女性だと勘繰る人もいます。
男性が高収入の女性を探す理由
- ママ活も含め、経済的な援助を求めるため
- 投資を勧誘するため
- 詐欺をするため
「好きになった女性がたまたま自分より高収入だった」ということなら良いのですが、わざわざ高収入の女性を探しているとなると、なにか下心があるのではないかと勘ぐる必要があります。
「相手の年収・経済力」を重視する男性もいますが、価値観が合うことや優しさ、浮気をしないことを重視する男性が多数を占めます。
容姿を重視する男性も比較的多いので、プロフィール写真にはこだわりましょう。デートするようになれば、中身で勝負です。
高収入の男性と出会うのは、マッチングアプリより結婚相談所の利用がおすすめ!
男性会員がマッチングアプリのプロフィールで申告している年収は、100%信じて良いとは限りません。
男性が年収を盛る理由は、女性の検索にヒットしたい、マッチング率を上げたいとする他愛のないものから、詐欺目的までさまざまです。
同世代の男性よりも大幅に高い年収を記載している男性はとりあえず注意しておく方が無難です。総合的に判断してください。
「最初から人を疑いたくない」と考える女性は、年収証明を提出した会員には「認証マーク」を付けてくれるマッチングアプリ、ユーブライドや、年収証明書の提出義務がある結婚相談所がおすすめ。
オンラインで完結するスマリッジやナコード(naco-do)だと、店舗型の結婚相談所に比べ、6分の1~10分の1の予算で利用が可能です。
無職は困りますが、同世代の男性の平均的な年収だったら「合格」なのではないでしょうか。年収ではなく人柄を基準に選びたいですよね。