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【ビール工場見学・関東】できたてビールが試飲できる!【+蒸留所】8選

今回は、関東地方のビール工場6つとビールの記念館、ウイスキーの蒸留所1つの計8か所をご紹介します。

ビール工場見学の魅力はなんといっても、できたてのビールを試飲できることです。ビールはやっぱり鮮度が命。身から鱗の美味しさです。ぜひ一度お試しください。

基本的にビール工場見学は事前予約制(先着順)で、一部のツアーを除き参加費は無料

基本的に2名から受付となっていますが、1人参加の人は、電話でお問い合わせください(とのことです)。

ビール工場見学(関西版:大阪&京都&神戸&滋賀)もちろん試飲あり大阪をはじめとする試飲のできる近畿地方のビール工場をご紹介します。...

ビール工場見学:サントリー 〈天然水のビール工場〉 東京・武蔵野ブルワリー

サントリー 〈天然水のビール工場〉 東京・武蔵野ブルワリー」は、JR南武線「分倍河原駅(ぶばいがわらえき)」からシャトルバスで約10分。シャトルバスは南側駅前ロータリーから出発します。

なお、シャトルバスは1時間に1~2本の運行です。(時刻表はこちら

受付は開始時間の10分前まで。インターネットか電話で事前申し込みが必要です。

案内スタッフから、ビールの原料であるこだわりの麦芽、ホップ、天然水の説明を聞けば、サントリービールの美味しさの秘訣がよくわかります。

工場見学では、実際に貯酒工程で使われていたタンクの中を通ることができ、人気の撮影スポットになっているそうです。

こちらの工場では、毎日開催の「ガイドツアー」と金・土・日・祝日限定の「ザ・プレミアム・モルツ講座」、2種類のツアーがあります。

ここで試飲できるビールは、「ザ・プレミアム・モルツ」「ザ・プレミアム・モルツ<香る>エール」ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」。

制限時間は30分、3杯まで。ほかの工場と比べてお時間は少々長めですね。

ファクトリーショップからは、「工場直送ビール」を送ることができ、工場限定グラス、オリジナルのおつまみなどが購入できます。

名称サントリー 〈天然水のビール工場〉 東京・武蔵野ブルワリー
住所東京都府中市矢崎町3-1
電話番号042-360-9591(受付:9:30~17:00)
予約当月を含む3ヶ月前の土日を除く第1営業日(9:30~)から、(インターネットの場合は)開催日の前日正午まで、以降の予約は電話で。
交通アクセス京王線・JR南武線「分倍河原駅」からシャトルバスで10分・JR南武線「府中本町」駅から徒歩約15分
駐車場事前に問い合わせ必要
公式サイトhttps://www.suntory.co.jp/factory/musashino/index.html




ビール工場見学:キリンビール横浜工場

キリンビール横浜工場」には、一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べや麦芽の試食のできる毎日開催の「キリン一番搾り・おいしさの秘密発見ツアー(80分)」、3月~6月、9月~10月の毎週日曜日に開催される「自然の恵みを感じるツアー(85分・スペシャルは90分)」、土日祝に開催される「ファミリーツアー(80分)」の計4種類のツアーがあります。

自然の恵みを感じるツアー」は、庭園(ビオトープ)を散策しながら、キリンの環境への取り組みを学べます。

90分の「スペシャルツアー」は第3日曜日のみ行われるツアーで、虫や小魚採取の実演があります。※実演のない85分のツアーは第3以外の日曜日に開催されます。

ファミリーツアー」は、5歳~9歳のお子さんとご家族が対象のツアー。クイズに答えながら楽しく工場見学ができます。

各ツアー終了後は、お待ちかねの試飲タイム。

できたてのキリン一番搾り生ビールキリン一番搾り〈黒生〉、ノンアルコールビールのキリン 零ICHI(ゼロイチ)、車を運転する人やお子さんには紅茶やソフトドリンクが用意されています。

制限時間は20分、ビールは3杯までとなっています。

工場併設のレストラン「ビアポート」では、大人気のキリン一番搾りをはじめ、ラガービール、ブラウマイスター、ハートランドなどの生ビールやビアカクテルが楽しめます。

また、ビールに合うジャーマンポテトやチーズ、生ハムから、ランチにおすすめのパスタ、カレー、キッズメニュー、グループで楽しみたいバーベキュー、ジンギスカンの食べ放題、火鍋など、豊富なメニューが揃っています。

ビアポートの営業時間は、11時~22時(ラストオーダー21時15分)。定休日は工場と同じ月曜日となっています。

キリンビール横浜工場の敷地内には「スプリングバレーブルワリー横浜」もあります。

定番クラフトビール6種類(各100ml)の飲み比べセットが1,300円。それぞれのビールと相性抜群のおつまみの付いたセットが2,300円。

営業時間や定休日は、「ビアポート」と同じです。

名称キリンビール横浜工場
住所神奈川県横浜市鶴見区生麦1-17-1
電話番号045-503-8250(受付:10:00~17:00)
休館日月曜日(祝日の場合は次の平日)・年末年始
予約3ヶ月前の1日より電話からインターネットで予約
交通アクセス京浜急行線「生麦駅」より徒歩約10分・JR京浜東北線「新子安駅」より徒歩約20分・JR「横浜駅」よりタクシーで約20分ほか
駐車場3台(予約時に申し込み)
公式サイトhttps://www.kirin.co.jp/entertainment/factory/yokohama/




ビール工場見学:キリンビール取手工場

キリンビール取手工場」の見学は、毎日開催の「キリン一番搾り・おいしさの秘密発見ツアー(80分)」、毎週土日に開催される「ファミリーツアー(80分)※小学校低学年のお子さんとご家族限定」、毎月第2土曜日の「ハートランドツアー(100分)」、不定期開催の「キリン一番搾りEP(エクスペリエンス)ツアー(100分)」の4種類。

ハートランドツアー」では、一番搾りの代わりに「ハートランドビール」の歴史や製造工程が学べ、できたてのハートランドの試飲ができます。

とくにキリン一番搾りツアーに参加されたことのある人におすすめです。

キリン一番搾りEP(エクスペリエンス)ツアー」は、この工場で唯一の有料ツアー(参加費1,000円)。インターネット予約(クレジットカード決済)のみとなっています。

ヘルメットと作業服を借りて、仕込み室に入り、醸造化の気分を味わえます。さらに、3種類の一番搾りを試飲でき、おつまみもグレードアップ。そして、使いやすいオリジナルトートバッグのお土産付きです。

ファクトリーショップでは、一番搾り特製タンブラーや一番搾りビールゼリーチョコレート、キリンマークのTシャツなどの限定品が購入できます。

名称キリンビール取手工場
住所茨城県取手市桑原188-1
電話番号0297-72-8300(受付:9:15~17:00)
休館日月曜日(祝日の場合は次の平日)・年末年始
予約インターネットでの受付は、3ヶ月前の1日~前日(休館日の場合は前営業日)の午後3時まで。以降は電話のみ。※ハートランドとEPは例外。公式サイトを見るか電話でお問い合わせください。
交通アクセス常総線取手駅西口より徒歩20分(タクシーで5分)・取手駅西口2番乗り場から「JAとりで総合医療センター行き」4つ目北中原下車
駐車場15台分
公式サイトhttps://www.kirin.co.jp/entertainment/factory/toride/

ビール工場見学:アサヒビール神奈川工場

アサヒビール神奈川工場」の見学の所要時間は約90分。

仕込み室で大きな釜を見学し、ビールの原材料(麦芽やホップ)に触れることができます。

できたてのビールを缶に詰める製造ラインを上から見学し、その後、360°マルチアングルシステムで、ビールが高速で流れる製造ラインの迫力を目の前で体感できます。

「アサヒビール神奈川工場」では、1987年に発売された日本発の辛口ビール「アサヒスーパードライ」「アサヒスーパードライ ブラック」などを試飲できます。制限時間は20分で3杯

https://twitter.com/dj_kummer/status/1235577687386669056

アサヒビール神奈川工場の敷地内にある「アサヒビール園神奈川足柄店」では、足柄牛を使用した焼肉や特選ラム肉ジンギスカンが楽しめます。

食べ放題や飲み放題のコースもあり。南足柄産相州牛入りコースは予約制となっています。

夏はテラスがおすすめ。営業時間は11:30~21:00。(アサヒビール園神奈川足柄店のサイトはこちら

敷地内には、足柄の地酒や野菜、お土産が購入できる「物産館あしがらの里」や、春には1,600本の桜、初夏には蛍が観賞できる「アサヒ・ビオガーデン」もあります。

ビール工場見学の後にいかがでしょうか。

名称アサヒビール神奈川工場
住所神奈川県南足柄市怒田1223(受付:9:00~17:00)
電話番号0465-72-6270
予約予約は3か月先の月末まで可能。見学希望の前日正午まではインターネット予約が可能、以降は電話予約。
交通アクセス小田急線「新松田駅」下車路線バスで約20分(タクシーで約15分)ほか※公式サイト要確認
駐車場公共交通機関推奨(要問合せ)
公式サイトhttps://www.asahibeer.co.jp/brewery/kanagawa/




ビール工場見学:アサヒビール茨城工場

アサヒビール茨城工場」は、茨城県守谷市に位置します。

つくばエクスプレス・関東鉄道常総線「守谷駅」下車、中央東口2番バス乗り場から無料送迎バスが出ます。所要時間は約10分。

シャトルバスも予約制なので、工場見学予約時にお忘れなく。

バスは1時間に2本(0分・30分発)あります。


工場見学の所要時間は約90分。試飲会場は地上60mと見晴らし最高

関東平野を眺めながらできたての生ビールが楽しめます。こちらも制限時間は20分で3杯以内となっています。

名称アサヒビール茨城工場
住所茨城県守谷市緑一丁目1-1(受付:9:00~17:00)
電話番号0297-45-7335
予約予約は3か月先の月末まで可能。見学希望の前日正午まではインターネット予約が可能、以降は電話予約。
交通アクセス「守谷駅」から送迎バスあり
駐車場公共交通機関推奨(要問合せ)
公式サイトhttps://www.asahibeer.co.jp/brewery/ibaraki/

ビール工場見学:サッポロビール千葉工場

サッポロビール千葉工場」では、黒ラベルの製造工程を見学する「黒ラベルツアー(約80分・大人500円/中学生~300円)」と、三代目南極観測船「SHIRASE5002」の船内見学と黒ラベルツアーを同時に楽しめる「SHIRASE5002&黒ラベル・コラボレーションツアー(約2時間20分・大人1,000円/中学生~600円)」の2つのツアーがあります。

黒ラベルツアーは月曜日以外の毎日、コラボツアーは水木日の週3日の実施。

両ツアーとも記念品付きで、試飲は3杯までとなっています。この工場は有料のツアーのみとなりますが、記念品がもらえます。

また、「マリンサロン」という名の東京湾を一望できるテイスティングサロンでは、札幌生ビール黒ラベルやヱビスビールが1杯400円、ソフトドリンクやノンアルコールビールが200円で楽しめます。

施設内にある「千葉ビール園」は、南カリフォルニアをイメージしたビアレストラン。全面ガラス張りで海を眺めながら、できたての生ビールと、ジンギスカンやバーベキューが堪能できます。営業時間は11:00~22:00(10~2月は21:30閉店)

名称サッポロビール千葉工場
住所千葉県船橋市高瀬町2番
電話番号047-437-3591
休館日月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
予約インターネットは希望日の60日前より見学日の3日前まで・電話は希望日の60日前より
交通アクセスJR総武本線「津田沼」駅・京成本線「船橋競馬場」駅・JR京葉線&武蔵野線「新習志野」駅・「南船橋」駅から「千葉ビール園」行きのシャトルバスあり
駐車場あり(100台)
公式サイトhttps://www.sapporobeer.jp/brewery/chiba/




エビス記念館

ヱビスビール記念館」では、ヱビスビールの歴史やこぼれ話などを聞いた後に、ヱビスと琥珀エビスの2種類のビールが試飲できます。

所要時間は40分で、大人500円、中学生~300円。


テイスティングサロンでは、ヱビスビール、ヱビス プレミアムブラック、琥珀ヱビス、ヱビス スタウト クリーミートップ、ヱビスマイスターと、ヱビスビールを使ったビアカクテルが楽しめます。

館内は自由に見学でき、11時オープンの19時クローズ

ここでは製造設備を見学することはできませんが、リーズナブルな価格でヱビスビールが飲めます。

名称ヱビスビール記念館
住所東京都渋谷区恵比寿4-20-1・恵比寿ガーデンプレイス内
電話番号03-5423-7255
休館日月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
予約インターネットは希望日の60日前より見学日の3日前まで・電話は希望日の60日前より
交通アクセス地下鉄日比谷線「恵比寿」駅、JR山手線・埼京線「恵比寿」駅東口より「スカイウォーク」徒歩5分
駐車場あり
公式サイトhttps://www.sapporobeer.jp/brewery/y_museum/

サントリー白州蒸溜所

サントリー白州蒸溜所」では、「ウイスキー博物館」などの場内の施設を自由に見学(入場料無料)することも可能ですが、スタッフの案内で、モルトウイスキーの製造工程を見学し、シングルモルトウイスキー「白州」や「白州」を構成する希少なモルト原酒の試飲ができる有料のツアー(1,000円)も用意されています。https://twitter.com/acz7981239540/status/1153987567831793664
サントリー白州蒸溜所には、約30種類のウイスキーをそろえた「BAR白州」、限定品のグラスや樽材グッズ、おつまみなどが購入できる「ファクトリーショップ」、世界でも珍しい「ウイスキー専門の博物館」、ウイスキーと相性の良いお料理が楽しめる「レストラン・ホワイトテラス」があります。

有料のツアーだけではなく、博物館もレストランもすべて前日までの予約制となっています。

施設内には一年中小鳥のさえずりを聞きながら森の散策ができる「バードサンクチュアリ」もあります。

都心からわずか2時間。3月から11月の土日祝日(ゴールデンウィークや夏季は毎日)は最寄りの「小淵沢駅」から無料シャトルバスが運行しています。アクセスはこちら

名称サントリー白州蒸溜所
住所山梨県北杜市白州町鳥原2913-1
電話番号0551-35-2211(受付:9:30~16:30)
予約当月を含む3ヶ月前の土日を除く第1営業日(9:30~)より開催日の前日の正午まで(インターネット)・以降は電話で。
交通アクセスJR小淵沢駅からタクシーで15分(期間限定で1時間に1本、シャトルバスが運行しています)
駐車場200台分
公式サイトhttps://www.asahiinryo.co.jp/entertainment/factory/gunma/tour.html

今回は、関東地方のビール工場6つとビールの記念館1つ、ウイスキーの蒸留所を1つご紹介しました。

参加費無料のツアーもありますし、有料のツアーもコストパフォーマンス抜群。

ただし、どのスポットも予約が必須です。先着順で競争率の高いツアーも多いので、なるべく早くお問い合わせください。